商品説明

ラワン

ラワンとは、東南アジア原産の常緑樹で、フタバガキ科の木の総称を言います。柔らかい木質が特徴です。その木を薄く切って単板を作り、互い違いに重ねて、接着剤で貼り合わせ、熱で圧縮し一枚の板にしたものを合板と呼びます。日本では早くから輸入されたため広く普及しました。代表的な合板用材として知られています。

シナ(ラワン芯)

シナとは、シナノキ科シナノキ属の落葉広葉樹で、シナ(ラワン芯)は、ラワン合板を芯材に表面にシナ材を使用している合板です。木質が緻密で木肌が大変滑らかなため、ラワンよりも塗料の吸い込みが少なく塗装がしやすいため、美しく仕上げることができます。

シナ(共芯木型用)

シナ共芯合板とは、芯材にもすべてシナ材を使用した合板のことです。きれいな木口が特徴で、家具や本棚、下駄箱などに使用されています。また、加工性がとても良く反りにくいので抜型用合板としても非常に人気があります。

ラワンランバー


ランバーとは、集成材の板の両側に、化粧無垢板の薄いものを貼り付け(練り付け・突板)したものです。ランバーコアと呼びます。コア―材(ファルカタ材)が多く使用されています。表面がラワンの場合はラワンランバーになります。

シナランバー

シナランバーは、見た目が美しく白い風合いを持っています。仕上げに使用します。特有の優しい手触り、滑らかさがあります。軽く仕上がる為に扱いやすくなります。汚れが目立ちやすいので、お取り扱いの際には、ご注意ください。

MDF

MDFとは、木の細胞の大きさにまで小さく解体し、再び接着剤で固めた材料です。基本的に紙と同質の素材です。ラジアタパイン材(針葉樹系)が使用されています。オーストラリア・チリ産が多いです。表面は硬く平滑。中は緻密で加工面がきれいに仕上がります。

芯材

 芯材は「フラッシュ材」とも呼ばれ、家具・建具を製作する際に使用されます。 「フラッシュ材」とは「フラッシュ構造」の際に使われる部材のことです。 「フラッシュ構造」とは、芯材に木の枠組みを使い、両側に板を貼ったものです。枠を組んだものが芯材になるため、両側面の板と板の間に空洞部分ができます。軽く、反りや歪みなどの狂いが少ないのが特徴です。表面のみに表面材を使いますので木材の有効利用にもなります。ジェルトン、プライ材などが多いです。長さはフィンガージョイント加工されています。 


積層

積層材とは、無垢の一枚板ではなく、単板を数多く重ね合わせて接着した木のことを言います。厚い板を重ね合わせた材を「集成材」。薄い板を重ね合わせた材を「合板」と言います。こちらで言う積層は集成材を指します。

曲げ合板

曲げ合板とは、ほぼ普通合板と似た作りですが、湾曲に折り曲げることが可能な合板です。厚さ、サイズや木の種類によって曲げる範囲が異なります。曲げる方法として、円柱またはそれに似たものに合板を当て、ゆっくりと曲げていきます。

突板

突板とは、天然の木材を薄くスライスした板材で0.2㎜くらいに薄くスライスした木のシートをベニヤなどの板に張り付けたものを指します。化粧合板とも言います。天然木なので、同じ木から採れた突板でも一枚一枚微妙に表情が異なります。

F/R(ファンシーロール)

突板をフィンガージョイントという方法で、長くつなぎ合わせた小口貼りテープのことです。もちろん正真正銘の木でできていますので、このテープを表面に貼れば、合板や、アルミも立派な松やナラに早変わりします。机、本棚などの家具や、窓枠、ドアといった建具など様々な場所に利用されます。

カット・加工について

商品は大切にお客様の元へお運びいたします。
長尺物は、カットも可能ですので、お好きなサイズをお申しつけください。
(カット回数によっては、別途加工費をご請求させていただく場合がございます。また、カット不適応の商品もございますので、まずはご相談ください。)